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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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2018年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年03月

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■第23話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第23話 ~調子の先に~



仕事が終わり
わたしはゲオに向かった。


エヴァンゲリオンの
カヲルを知る為である。



わたしはほとんど車が走ってない
深夜の国道を軽快に飛ばす。


「おっ、今日は何か車の調子が良い気がする」


90年代の光岡自動車ビュートが愛車だ
光沢ある黒一色
インパネは木目調パネルで
真ん中にアナログ時計が光る
古い車だ、だいぶ年季が入っていた


車の調子の良さに
わたしは少し強くアクセルを踏む。


暗闇の中、流れる光の線
信号は青、青、青、青
気持ち良いほどスムーズだ。


わたしは調子に乗る。


グングン進む
止まることのない偶然に
わたしはゲオから進路を変えていた。

国道をそのまま北へ上った。

30分ほど走ると
車でも登れる山がある。

わたしは何を思ったのか
夜景を見に行くことにした。

カーステレオのボリュームも上がった。
ドラマ濱マイクにハマっていたわたし
音楽はもちろん
エゴラッピン「くちばしにチェリー」
大音量で走る


30分ほど走り
山の登り口に着いた


調子に乗り
ノリノリで走ってきたが
到着した山の入り口は



真っ暗。



先は見えない
辺りは民家がぽつんぽつんとある

わたしは急に冷静になった
音楽のボリュームを落とし
窓を開け、耳を澄ます


静まり返った山
時折流れる風の音


「ぶ、不気味だ・・・」


車の調子の良さに
軽快にノリノリで来てみたものの
正直、帰りたくなったわたし


「どうしようかな、帰ろうかな・・・」


「登ろうかな・・・」


「いやいや、ここまで来て帰るって・・・」


「・・・」


「よし!行こう」


ここまで来たもったいなさに
わたしは夜景をめざすことにした。


しかし、この山には・・・


次回・・・「第24話」?!

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