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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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■第21話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明




第21話 ~気づき~



アピタから自宅へ戻ったわたし。

買ってきたこたつのコードを入れ替え
スイッチを入れる。

鍋の支度も始め
休日のしめに取り掛かった。

キッチンに立ちながら
わたしは今日を振り返っていた。


「夜中に羽毛おじさんに出会うは

コード噛み切られるは

サイコ、最高!言ってみるは

変質者に仕立てられるは・・・」



「おもしろい休日だったなぁ」



わたしはニヤニヤした。



ちょっと贅沢なひとり鍋
すき焼きが完成した。

かをるにも新しくペレットと
チモシーを与えた。


男ひとり、うさぎ1羽
夕食を楽しんだ。


十人分にこたつが力を発揮している。
こたつで横になりながら
かをるゲージから出し


戯れる。


「かをる、今日は楽しい休日だったよ」


わたしはかをるの頭を撫でながら
話しかける。

ほのぼのとする時間。
久しくなかったような束の間。
休日だから感じたものではない。


「なんだろう?この安らぐ気持ちは?」

「なんだと思うかをる?」


わたしはかをるに問いかける。


頭を撫でられてるかをるは
目を細め気持ち良さそうな表情を見せ
わたしの問いかけには無反応だ。


「かをる、なんだその顔は」


「見てるこっちが安らぐは」



「・・・?」



「そうか、お前がいるからか」

「純粋無垢だもんなかをるは」

「そうか、かをるを見てると安らぐのか」

「これからもよろしくな」


「かをる」


かをると出会って数日だが
この先、わたしのかけがえのない
友となっていくのである。


次回・・・「第22話」?!

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