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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

2018年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年05月

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■第42話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第42話 ~ふてるもの~



「あなた、それは直した方がいいですよ」

「最初から気にはなっていましたが…」


「そうなんですか?」

「・・・え?最初からですか?」

「わたし最初からそんななめてたんですか?」


「そうです」


「マジっすか?」

わたしは
気づいてない自分に驚いた


「て言うか自分で気づいてないんですか?」


「今日言われて、あっ本当だ!って思いましたもん」


「マジっすか?」

店長は
本当に気づいてないわたしに驚いた


「あなた、怖いですね」


「いや本当っす、今まで知らずここまで来てしまいました」

「今までのことを考えるとゾッとします」


「店長、急になんで教えてくれたんですか?」


「それは、あなたが・・・」

「いや、なんとなくですよ」


「いやいや、今何か言いかけたじゃないですか?」


「うぅぅ何でもないです」


店長は少し照れ臭そうに
何かを誤魔化してるように見えた


「とりあえず、これからビシビシ行くから」


「えっ?ビシビシですか?」

「わかりました、お願いします」


「て言うか、本当にどうしたんですか?」


「うぅぅ何でもないです」


「・・・」


答えない店長に
わたしは少しふくれた

肩を落とし
カウンターに肘をついた


店長をキッと
わたしを睨むと


「あぁぁぁ、そういうとこです」

「ダメです!」


「え?何がです?肘ついたところですか?」


少しふくれて
わたしが言い返す


「あなた、自分の思い通りにならないと
すぐ不貞腐れますね」


「・・・」


わたしは確信を突かれ
何も言い返せない


「この前も言ったけど、仕事にあなたの感情を関係ないんぞ」


「・・・はい」


とは言うもののわたしはまだ
理解出来ていなかった


それから20分ほど
不貞腐れたわたしへ
店長から熱いお叱りを頂いた

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