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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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2018年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年03月

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■第14話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

うさぎ

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明





第14話 ~現る~





「お疲れ様でした」



1日の業務を終え

深夜過ぎ、わたしはお店を出た。





「・・・!?」





猛烈に吹雪いていた。





走って駐車場まで行き

車のエンジンをかけた。



「おー、さむー」



温まるまで暖機を取る。

スマホをいじりながら

待つこと10分。





猛烈に吹雪いている。





「んー、積もってきてるじゃん」





家まで車で15分。



「よし、いきますか」





少し古い車

ノースタッドレスにFRだ。



少し強くアクセルを踏み込むと

後輪が滑るのを感じる。





「ちょ、ちょっと楽しい」





少しワクワク感を感じながらも

安全に積雪のない大きな国道を選んだ。



吹雪きでもなんてことはなく

国道を走ること数分

路側帯に入り、後は田んぼ道を抜ければ

マンションへ到着だ。



さすがに国道とは違い

細い田んぼ道は白一色になっている。



大粒の雪が吹雪いている。

子どもだったら喜びそうな

ふわふわな新雪が続く。



雪が積もってると言っても

なんてことないただの一本道。

遊び心も抑え、冒険することもなく

ゆっくりと車を走らせていた。



四方田んぼに囲まれた

信号機のない交差点が見えてくる。



交差点には街灯がひとつ。

わたしは遠目から左右を確認する。



暗闇の中、立体的に舞う雪の点々に

気持ち悪さを覚えながら

目を凝らし交差点へと差し掛かる。





交差点の右側

何か白いものが動いたように見えた。



「雪か?」



一瞬不安がよぎり

アクセルからブレーキに足をかける。





「ん?やっぱり何か動いてる?」





薄暗い街灯の明かりと

ヘッドライトの明かりに

ゆっくりとその姿を現す。





「・・・?」





「うわぁぁっ!?」







次回・・・「第15話」?!



見たよ






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■こんな本があったら絶対読んでしまいます!第13話■

 


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