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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

2017年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年02月

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■第9話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

うさぎ
「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明





第9話 ~むしゃむしゃ~





「振り向いたら1日過ぎてる」

に、少し共感できたわたし。



「店長、終わったんでそろそろ帰ります」



「おう」



店長とあいさつを交わし

車で家路へとついた。





「かをる家でおとなしく待ってるかな」



家で誰かが待っているような感覚

わたしは何だかワクワクしていた。





駐車場に車を止め

部屋がある3階まで駆け上がる。



扉を開け部屋に入る

かをるがこちらを向く。





「かをる、ただいま」





ゲージの隙間から頭を撫でる。



「かをる、おとなしく待ってたの」



「とりあえずご飯だね」



空っぽのエサ入れにペレットを入れる。

チモシーも新しいのと交換した。



かをるが勢いよく食べる。



「お腹空いてたね、いっぱい食べな」



一切返事は返ってこないが

わたしは話しかけ続ける。





「そういえばエサってどこで買うんだ」



「そこ聞くの忘れたな」



「どこに売ってるの?」





かをるはチモシーをむしゃむしゃ食べている。





「ペット用品が売ってるとこならあるかな?」



「今度見に行ってみるか」



「かをる、いっしょに行って見る?」





かをるはチモシーをむしゃむしゃ食べている。





「今日は振り向いたら1日過ぎてるで盛り上がっちゃって」



「店長なんか「これマジやぞ」って、連発してて」



「おっ!新しい流行言葉きました。みたいな」



「気づいちゃったら笑えてきちゃってさ」



「ねぇ、かをる」





かをるはチモシーをむしゃむしゃ食べている。





1本ずつチモシーをむしゃむしゃと

ゆっくり口の中へ吸い込んでいく。



チモシーがどんどん短くなっていく。



ただそれだけの光景が

とても愛らしい。



「かをる、めっちゃ可愛いな」



チモシーをむしゃむしゃしてるかをるの頭を撫でた。



「さて、寝る準備でもするか」





次回・・・「第10話」?!



見たよ






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■こんな本があったら絶対読んでしまいます!第8話■


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