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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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■第10話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

うさぎ
「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明





第10話 ~うさぎの気持ち~





寝る準備が整い

わたしは布団の中に入った。





「かをる、おやすみ」





暗がりの中かをるに声をかける。



「今日は静かにしてくれよ」



わたしはゆっくりと眠りに落ちた。





それからどれくらい眠っていただろうか。





再びかをるが騒ぎ出す。





「ガシャンガシャン、ガタガタガタ」



「ガシャンガシャン」





「・・・?」





「かをる・・・」





わたしは寝ぼけながら名前を呼ぶ。

外はうっすら明るくなってるようだ。



うさぎって早朝から活発になるのだろうか。

まったくうさぎ知識が足りないわたし。





「ガタガタガタ、ガタガタガタ」





かをるはかまわずゲージを噛んでゆすってくる。



飼い始めて二日目とは言え

二日とも早朝にガタガタするってことは

きっと何かの意味があるのだろう。





寝ぼけながらもわたしは

そんなことを思っていた。





「かをる、どうしたの?」





わたしは布団の中から声をかける。

声をかけると一瞬止まる。





「ガタガタガタ」



再びゲージをゆする。



「かをる」



「・・・」





「ガタガタガタ」



「かをる」



「・・・」





「ガタガタガタ」



「かをる」



「・・・」





「ガタガタガタ」



それは待ってるかのような

絶妙な間とタイミング。



わたしは参りましたと

布団から起き上がり

ゲージの入り口を開けて

かをるの頭を撫でた。





相変わらず恍惚の表情を見せる。

わたしは撫でて何となく気付く。





「お前、これが望みだな?」





次回・・・「第11話」?!



見たよ






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■こんな本があったら絶対読んでしまいます!第9話■


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