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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

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■第36話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明




第36話 ~温かいもの~




店長とわたしは
公園からお店へ戻った

新入社員が少し心配そうに
わたしを見る

わたしは何かを察し

「うん、大丈夫」

と、伝えた


通常通りわたしは
仕事へ戻った



あれから時間は過ぎ
夜10時になり
あの女の子が出勤して来た


「おはようございます、今日もよろしくお願いします」

「おはようございます、すみません、まだ決まってなくて・・・」

「なんとか決めますので、少しお待ちください」

「そんな、いいんですよ。ありがとうございます、よろしくお願いします」


礼儀正しく真面目な女の子だ
普通に人気が出てもおかしくない
可愛らしい女の子だ


いつもと同じ更新作業だ
でもいつもと違う
作業は同じだが、わたしは
なんとか「付けたい」と思っていた


店長は
仕事にわたしの感情は関係ない
と、言っていたが

今、「付けたい」と思う
この感情も関係ないのだろうか?

わたしにはまだ理解することはできなかったが
ただ、「付けたい」と強く思った


しばらくすると
お店の扉が開いた


「いらっしゃいませ」


よく来る常連様だ

奥の席へ通し
わたしが接客にいった


「今日は少し飲んじゃってるから」

「なんて言うか、支えてくれそうな
礼儀正しくて真面目な子がいいなぁ」


ドンピシャあの子じゃないですか?
わたしは心の中で叫んだ


「お客様、それでしたら・・・」


「この子です!」


わたしは自信を持って
勧めた

ドヤ顔、自信満々、言い切ったわたし


「お兄さんのその自信・・・信じるわ」

「ありがとうございます」


客席から戻ったわたし


「店長、あの子決まりました」


店長が少しニヤっとしたように見えた


「お仕事決まったのあなたが伝えてあげてください」


店長の役回りを
何故かわたしに譲ってくれた


次回・・・「第37話」?!

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