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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

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■第33話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第33話 ~連れ出される~



「お疲れ様です、どうされました?」

「あの、今日出勤してもいいですか?」

「出勤ですね、何時から入れますか?」

「夜の10時から0時迄で短いんですけどいいですか?」

「・・・」

「2時間ですか?」

この時
心に余裕のなかったわたし
まったくもって
自分のことだけしか
考えていなかった

わたしは頭の中で考える
遠方から来て2時間だけで
お仕事1本勝負で
そして送りで往復2時間で
これはどうなんだ?


「少々お待ちくださいね」


わたしはいったん保留にし
隣にいた店長に尋ねる


「店長、出勤したいって言ってるんですけど」

「2時間だけなんですよ」

「どうしましょう?やめときます?来てもらいます?」


店長は少しムスッとした表情を見せ


「・・・来てもらって」


困ったようにわたしに言った


「え?いいんですか?」

「わかりました」


わたしは少し食い下がりながら
店長の指示に従う


「あ、お待たせしました」

「それじゃ、22時から出勤でお願いします」

「気を付けて来てください」

「あ、ありがとうございます。」

「失礼します」「失礼します」


お互い挨拶して電話を切った


店長が困ったのは
女の子の出勤ではなく
どうやらわたしのようだ


店長は椅子から立ち上がり
新入社員に声をかける


「ちょっと出てくるからお店頼むね」

「はい、わかりました」


そして・・・


「ちょっと来て」


わたしを外へ連れ出した


次回・・・「第34話~公園のベンチ~」



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