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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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■第31話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第31話 ~変化~



スマホのアラームが鳴る
わたしは目を覚ました

昨日は誘惑に負け
マックを買って帰った

リビングでは
甘く香ばしいマック臭が漂う


朝から食欲を誘う


ゴミ袋をギュッとしばり
わたしは仕事へ行く準備を始めた



ここから3日間ほど
単調な生活リズムが続く


仕事へ行く


仕事が終わる


女の子を送る


1時間かけて帰る


ジャンクフードの誘惑


かをる頭を撫でる


眠る


仕事へ行く


仕事が終わる


女の子を送る


目を擦りながら
1時間かけて帰る


ジャンクフードの誘惑


かをるの頭を撫でる


眠る


仕事へ行く


仕事が終わる


女の子を送る


目を擦りながら
レッドブルを飲む


1時間かけて帰る


ジャンクフード食べる


かをるの頭を撫でる


眠る



おそらく本当に
あっという間だった
記憶に残らず
3日間が過ぎていた


近場の送りはあったが
遠方の送りは今までなかった


初めて送りの大変さを痛感していた

いやむしろ、初めて”仕事”と言うものの
大変さを痛感していたのかもしれない



1年前、、、
わたしはサラリーマン時代を捨て
この業界に飛び込んだ


「楽しそう・・・」


ただそれだけだ
今思えば、何も考えてなさ過ぎだ


それゆえ
判断基準は楽しいかどうか
職場の雰囲気も楽しくなるよう
ふざけては笑いが起こるよう
していたのかもしれない

それはそれで
楽しい職場で
いいのかもしれないが

ただ、わたしはこの1年
仕事をしてきたのではなく
してきた”つもり”
だったのかもしれない

わたしはきっとまだ
仕事のことを何も知っちゃいない
店長はきっとそのことに
気づいていたのだろう


この送りの件から
店長とわたしの
ふざけあっていた関係が
少しずつ変わっていく

わたしが憧れを持つようになる
”仕事士”と言われる人たち
それがこんな身近にいることに
気づくのはわたしがもう少し
仕事を覚えてからの話である


次回・・・「第32話」?!

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