2ntブログ

CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

2017年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年02月

| PAGE-SELECT | NEXT

■第4話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

うさぎ

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明





第4話 ~ずっととほとんど~





「店長、うさぎ好きなんですか?」

 

「こんなに近くでみたのは初めてですよ、可愛いじゃないですか」

 

最強の強面と純真無垢の可愛さ

まさに対照的だ。

 

つい口から出る。

 

「真逆っすね」

 

「何が?」

 

店長が不満そうに答える。

私は笑顔を向ける。





店長に了承をもらい

待機室にゲージを置かせてもらい

わたしは仕事にもどった。





 

―数時間後―



 

 

仕事が終わりわたしは待機室へ向かう。

正直、

仕事中うさぎのことが気になってしょうがなかった。



わたしは少し駆け足で向かっていた。

 

待機室の玄関へ入ると

ゲージの前で店長が

うつぶせになり頬杖をつきながら

うさぎを見ている。

 

「マジっすか?」

 

わたしは流行り言葉で突っ込んでします。

 

「店長、女子じゃん」

 

「マジっすか?」

 

「え?ていうかあれからずっと見てたんですか?」

 

店長がムッとして答える。

 

「そんな訳ないでしょ!」

 

「ずっとだなんて・・・ほとんどです」

 

「・・・?」

 

「いやいや、それほとんどいっしょじゃないですか?」

 

「ていうか、めっちゃうさぎ好きじゃないですか?」



すかさず店長が切り返す。

 

「こう見えても動物愛好家ですよ」

 

「店長・・・」

 

「こう見えてもの使い方大正解ですね」

 

わたしはニヤニヤしなが突っ込む。

 

「あなた馬鹿にしてますね」

 

「いやいや、敬意です」

 

「あなた嘘つきですね」

 

「いやいや、尊敬です」

 

「マジっすか?」

 

「マジっす」

 

「・・・」

 

二人顔を見合わせた。

定番のくだりにお互い笑いが込み上げた。

 

「ぷっ、はははははっ」

 

二人して大きく笑った。





次回・・・「第5話」?!



見たよ






↓前回のブログを見る↓

■こんな本があったら絶対読んでしまいます!第3話■

 



| 未分類 | 23:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT