■第4話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■
「こんなに近くでみたのは初めてですよ、可愛いじゃないですか」
最強の強面と純真無垢の可愛さ
まさに対照的だ。
まさに対照的だ。
つい口から出る。
「真逆っすね」
「何が?」
店長が不満そうに答える。
私は笑顔を向ける。
店長に了承をもらい
待機室にゲージを置かせてもらい
わたしは仕事にもどった。
―数時間後―
仕事が終わりわたしは待機室へ向かう。
正直、
仕事中うさぎのことが気になってしょうがなかった。
わたしは少し駆け足で向かっていた。
正直、
仕事中うさぎのことが気になってしょうがなかった。
わたしは少し駆け足で向かっていた。
待機室の玄関へ入ると
ゲージの前で店長が
うつぶせになり頬杖をつきながら
うさぎを見ている。
ゲージの前で店長が
うつぶせになり頬杖をつきながら
うさぎを見ている。
「マジっすか?」
わたしは流行り言葉で突っ込んでします。
「店長、女子じゃん」
「マジっすか?」
「え?ていうかあれからずっと見てたんですか?」
店長がムッとして答える。
「そんな訳ないでしょ!」
「ずっとだなんて・・・ほとんどです」
「・・・?」
「いやいや、それほとんどいっしょじゃないですか?」
「ていうか、めっちゃうさぎ好きじゃないですか?」
すかさず店長が切り返す。
すかさず店長が切り返す。
「こう見えても動物愛好家ですよ」
「店長・・・」
「こう見えてもの使い方大正解ですね」
わたしはニヤニヤしなが突っ込む。
「あなた馬鹿にしてますね」
「いやいや、敬意です」
「あなた嘘つきですね」
「いやいや、尊敬です」
「マジっすか?」
「マジっす」
「・・・」
二人顔を見合わせた。
定番のくだりにお互い笑いが込み上げた。
定番のくだりにお互い笑いが込み上げた。
「ぷっ、はははははっ」
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