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CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

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2017年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年02月

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■第7話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

うさぎ
「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明





第7話 ~うさばな~





「おはよう、かをる」



目を擦りながら起き上がる。



あんな朝方にうさぎって

意外と活発的なんだなと

これから毎日が少し不安になる。



「かをる、ガシャンガシャン何してたんだ?」



問かけながらかをるの頭を撫でた。



嬉しそうな表情を見せる。



「かをる、そういう顔するから怒れないだろう」



グシャグシャっと、両手でかをるのほっぺたを掻いた。



かをるはまた嬉しそうな表情を見せる。







わたしは支度を始めた。







仕事へ行く準備を整え

かをるのエサを新しく取り換える。

出かける時間までかをるとじゃれた。





「よし、行ってくるねかをる」





わたしは車に乗り

お店へと向かった。



わたしはふと思った。



「そういえば、ふつうにうさぎに話かけてるな」



ペットを飼ってる人は

みんなこんな感じなのかな。

わたしは笑みを浮かべながら運転した。





ほどなくしてお店へ到着。

店長とあいさつを交わす。



「店長、おはようございます」



「うさぎどうしたの?」



朝のあいさつすらすっとばし

食い気味にうさぎを尋ねてきた。





「え?気になります?」



わたしは意地悪く聞き返す。



「別に・・・」



どこかで聞いたような女優の返し。





「うさぎめっちゃ可愛いですよ」



わたしは自慢げに話す。



「さっきまで頭なでなでしてきたんですけど

めちゃめちゃ気持ち良さそうな可愛い顔するんですよ」



「マジっすか?」



「マジっす」



「うさぎって意外と表情あるんですよ、初めて知りました」



「マジっすか?」



「マジっす」



「朝方にはガシャガシャめっちゃ元気なんですよ」



「マジっすか?」



「マジっす」



「それで・・・」





自慢げに話すわたし。

途中から「マジっすか?」

しか言ってない店長。

出勤して早々うさぎ話に花を咲かした。





うさぎ話も落ち着き

店長もわたしも仕事モードへと

自然に変わっていった。



「よし、今日も頑張りますか」





次回・・・「第8話」?!



見たよ






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■こんな本があったら絶対読んでしまいます!第6話■



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