2ntブログ

CLASSY.(クラッシー)名古屋 新栄店 東海唯一の高級ホテルヘルス

超個人的に感じたことを楽しく面白く時に切なく勝手に配信中でございます♪

2018年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年04月

PREV | PAGE-SELECT |

■第28話 こんな本があったら絶対読んでしまいます!■

「風俗店員とうさぎ」作者・出版社不明



第28話 ~良いことの前兆?~


優しい太陽の日差しで
わたしは目覚めた

「あぁ、なんかスッキリした目覚めだ」


同時にスマホのアラームが鳴る


「今日は自然と目覚めたな」

「昨日自然に触れたからかな」

「なんか頭もスッキリしてて今日いい感じな気がする」


わたしは仕事へ行く準備を始めた


「かをるー、そろそろ行ってくるね」

かをるの頭を撫でた

「今日は良いことありそうな気がするよ」

「昨日のシシ神様パワーかな」

「じゃあね、かをる」

わたしは仕事へ向かうため
家を出た


ほどなくして店の駐車場へ到着


「よーし、今日は店長に昨日のシシ神様の話してみよう」


わたしは少しわくわくした気持ちで
お店の扉を開けた

カウンターに女の子が座っている
店長が面接しているようだ

わたしは店長に入って大丈夫か
目でうったえた

店長が首をこくっと下げた


どれくらい面接をしていたのか
分からないが
女の子は和やかな雰囲気で
時折、笑顔を見せていた


「さすが店長」


わたしも店長に笑顔を見せた


「何?気持ち悪いんですけど」


どっと明るい雰囲気になった



「それじゃ、今日から頼みますね」

と、店長がわたしの肩をポンと叩いた

わたしは何のことか分からなかったが

「はい」

と、だけ答えた


女の子は入店が決まってたみたいで
急いで入店準備に取り掛かった


店長が宣伝ようの写真を撮り始めた

わたしはヘブンネットへ
女の子のプロフィールを作成していく


そんな調子で
バタバタと日は暮れていった



「いやー店長、無事デビューできて
お仕事もしっかりついてよかったですね」


「今日起きたら良いことありそうな気がしてたんですよ」


「あの子、今日から遅番出勤するから」


遅番が少なくほしいと思っていたところだ


「おっ、これは嬉しいですね」


「やっぱり良いことあると思ってたんですよ」


「ラストまで働いて帰り送ってあげてくださいね」


「送りっすね、いいっすよ」


「あの子どこまでですか?」


「・・・」


「N市まで送ってあげて」


「・・・えっ?」


「N市ですか?」


「知人バレが不安でここまで通うから」


「帰り頼むな」

店長が語尾を強くして言う


N市は隣の街のそのまた隣の町の
隣の町の隣の町の隣の町の隣街だ


「店長、下道で1時間はかかりますよ」


わたしはいつもの店長の口癖を
真似て言う


「マジっすか?」

「店長、マジっすか?」


わたしは少し
笑いが起こると思っていた


しかし
返ってきた言葉は・・・



「これ、仕事やからな!」



低く野太い声で
ずっしりと叩きつけられるかのように
その言葉はわたしに襲いかかった


次回・・・「第29話」?!

| 未分類 | 12:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT |